外見よりも内面? いやいや、外見だって重要です!
これ、恋人選びの基準ではありません。何かというと、「梱包」のお話。包装する商品の種類や大きさによって準備する梱包材は当然変わってきます。荷物が入るサイズという点は当たり前。入らなければ話になりませんが、ただ入ればOKというものでもありません。強度面は問題ないでしょうか? 中身によっては厚手であったりつぶれにくい素材、防水性のある資材が必要になってきますよね。さて、あなたが送りたい荷物には何が適しているでしょうか?
今回はそんな荷物の特性に応じた梱包の資材選びについてお話しします。
何がある? 梱包資材の種類と使い方
そもそもどんな梱包資材があるのかというと、形状で大きく分けると「封筒」「袋」「箱」に分けることができます。小さいものや薄いものなら「封筒」、小物〜中サイズで軽量のものなら「袋」、そして小物から大物まで対応できる最もポピュラーなのが「箱」。それぞれに違う特長を知って、上手に使い分けてください。
送る側も受け取る側も気軽な封筒タイプ
例えば小さいサイズや薄めの小物や書類なら収まりがよいのは、ズバリ「封筒」。手に入りやすく大きさも色柄も封筒もいろいろあるので、送るものにちょうどよいものが選びやすいのではないでしょうか。薄い書類などを送るのであれば折れ曲がりを防ぐため、ビニールで包んだり厚紙を入れるなどの保護材を入れるといいでしょう。荷物を保護する、いわゆる「プチプチ」の入ったクッション封筒や厚紙封筒などもあるので、破損の危険も防ぎやすくなっています。メール便やネコポスなど宅配のスタイルでポストインできるのもこのタイプの良さではないでしょうか。
また、最近は薄手の箱状になったケースタイプもあり。薄いとはいえ厚みのある書籍状の荷物であれば封筒よりも安定感はアップします。
「折り曲げ厳禁」「水濡れ注意」など注意書きを付ければ配送中も配慮してもらいやすくなりますよ。
形状に併せて折っても使える宅配袋
衣類や大きめの小物などを発送する際に便利なのが袋タイプ。宅配業者それぞれがオリジナルの宅配袋を販売しているので、個人であればそれを利用するのも手。発送量が多い場合は独自の宅配袋を作るのも1つの手です。オリジナルであれば素材をビニールにしたりロゴやイメージを印刷するなど、自由にアレンジが効くため、店舗や企業であればブランディングのツールとして活用できます。
これらの宅配袋は封筒には入らない小物から大きめでも軽いものを入れるのに適しています。紙やビニールなど薄い素材のため、荷物の大きさに合わせて折って封を閉じることができるのは封筒や袋の特徴のひとつ。しかも届いた人が破棄するのも手間がかかりません。コンパクトにできればその分宅配料金もサイズダウンでき、コストカットにもなりますね。
安定感を求めるならやはり箱型を
袋の汎用性の高さは上記の通り。ただ、素材が薄いため、強度面にやや心配が残ります。安定性や強度で安心を持てるのは、やはり「箱型」。特に段ボールの頑丈さは言わずもがな。多少の重いものも運べるのが大きな魅力ですよね。取り扱いに気をつければ、緩衝材によって衝撃を減らしながら送り先に届けることができます。
さて、ではその箱の選び方ですが、基本は「ジャストサイズ」がおすすめです。商品に対して大きすぎる箱は商品が動き、破損の原因になるだけでなく、無駄が多いことで受け取る側の印象もよくありません。しっかりとサイズを測ってできる限りぴったりな箱を用意し、配送時の振動に耐えられるよう隙間に緩衝材を入れてください。ボトルなど複数のものを入れるなら、仕切りをつけると配送途中で動くことを防げます。
水濡れの対策には撥水段ボール、鮮度が重要なものには発泡スチロール箱など、必要に応じた資材で使い分けしたいものです。
中身だけでなく、梱包にも真心をこめて
いつい中身のことだけを考えてしまいがちですが、送られる人にとっては梱包ひとつで印象だって変わるもの。中身にあわせた梱包を施してくれているか、これが伝わるだけでイメージアップにつながります。何より荷物がよりよい形で送り先に届くこと。それが一番ではないでしょうか。
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